小江戸川越のいいもの・手土産・お取り寄せ通販

 

特集

小江戸川越 ご飯のお供

小江戸川越 ご飯のお供  

おうちで楽しめる、小江戸川越のご飯のお供。
特別なレシピは必要ありません。載せるだけ、かけるだけ。
あ、お腹すいてきた。


\ 卵かけご飯と相性バッチリ /
鶏の削り節

鶏削り節(醤油味)

卵かけご飯と鶏削り節

鶏削り節とは、鶏のむね肉を鰹節の薄削りと同じように加工したもの。とり肉だけの「プレーンタイプ」と醤油で味付けをした「醤油味タイプ」の2種類あります。

おすすめの食べ方は、卵かけご飯。
炊き立てのお米、卵、醤油を少々に、最後に鶏削り節をふりかけてください。いつもの卵かけご飯がぐぐっと美味しくなります。



\ 大粒で、やわらかい! /
小江戸川越手づくり納豆

小江戸川越 手造り納豆

小江戸川越手作り納豆

昔ながらの松の経木に包まれ、手づくりで手間暇をかけてつくられた納豆は、風味良がよく、ボリュームも満点。
大豆は国産品を使い、圧力釜仕込みで、粒が大きくて柔らかい納豆です。

ご飯に盛ると、納豆のボリュームがよくわかります。
「納豆食ったー!」感を思いっきり感じたいあなたに。

お買い物


\ 老舗醤油屋がつくる /
もろみ漬け

もろみ漬け にんにくもろみ漬け ごぼうもろみ漬け だいこん

もろみ漬け

老舗醤油屋「松本醤油商店」のもろみに漬け込んだもろみ漬け。無添加、無着色、合成着色料、保存料などは一切使用していません。

だいこん、ごぼう、にんにくの3種類。どれも美味しいご飯のお供になること間違いなしです。

お買い物

いもせんべいができるまで

いもせんべいができるまで 東洋堂
小江戸川越の伝統和菓子「いもせんべい」。
川越はさつまいもで有名な町です。江戸時代には川越のさつまいもを使った焼き芋が
江戸の町で大ブームになり、
さつまいも=川越のイメージが定着したと言われています。

そんなさつまいもの町川越には、古くからさつまいもを使った和菓子があります。
その中で最も古くからつくられているのがこの「いもせんべい」です。

いもせんべいは、薄くスライスしたさつまいもを焼き上げ、
胡麻、砂糖などで味付けをした和菓子。
薄い見た目から、芋の煎餅で「いもせんべい」と呼ばれています。

では、いもせんべいがどうやって出来上がるのか見てみましょう!

原材料のさつまいも

原材料: さつまいも

いもせんべいの材料は、さつまいも。
昔は、さつまいもの女王「紅赤」などを使用していたそうですが、
現在の主流は「紅東」です。

紅東の中でも、ゴロタとも呼ばれる500g以上のものを使用し、
いもせんべいがつくられます。


さつまいもを薄くスライス

薄くスライス

まず最初の工程は、さつまいものスライス。
カンナと呼ばれる特製の道具をつかい、
1つのさつまいもを薄くスライスしていきます。

この工程はベテランにしか出来ません。
力加減、角度などがとても難しいく、
上手にできるまでには、なんと3年以上かかるそうです!


スライスしたさつまいも

スライスされたさつまいも

スライスされたさつまいもは、厚さ約3mmの等間隔。
まさに職人技です。


焼成機でいもせんべいを焼く

いもせんべいを焼く

さあ、ついにさつまいもを焼き上げます。
昭和38年頃から、今でも現役の芋焼き機の鉄板に、
一枚一枚丁寧に並べていき、
黒胡麻をふりかけます。

約200度で、11分間焼くとできあがりです。
工場内にさつまいもの香ばしい香りが漂います。
ちなみに、油などはいっさい使用していません!


焼きあがったさつまいも

砂糖蜜をぬる

焼きあがったさつまいもに、砂糖蜜をぬる工程です。
温めて液状にした上白糖を、
ハケで一枚一枚手作業で塗っていきます。

※素焼きのいもせんべいは、この工程はありません。


いもせんべいの袋詰め

ていねいに袋詰め

ついに最後の工程。
袋詰めも手作業です。
最後まで気を抜かず丁寧に袋詰めをしていきます。


全行程を見学してわかるとおり、
原材料は、さつまいもと胡麻と砂糖のみです。
余分な添加物や油など一切使用していません。
まさにいもせんべいは、体にやさいい和菓子です!


完成!!いもせんべい 東洋堂の商品をみる

手作り飴の種類

丸だけじゃない 手づくり飴の種類

一口に「飴」といっても、丸い飴から棒がついている飴まで、その種類は様々です。
そこで、手作り飴の種類についてご説明します。

小江戸川越の菓子屋横丁に店を構える、
手づくり飴の老舗「玉力製菓」さんの飴を例にとって見てみましょう。

飴の種類は大きく分けて5種類。
形や、製造方法の違いによって分別されます。

\ 玉物 /

玉物(たまもの)は、別名、鉄砲玉、玉飴ともよばれる飴です。
飴といえば一番に思い浮かべるのが、この丸い形の玉物ですね。菓子屋横丁でも代表的な飴です。のど飴やかりん飴、黒糖飴などがあります。

\ 組飴 /

組む飴と書いて組飴(くみあめ)。元禄飴とも呼ばれています。
その名のとおり組んでつくる飴のことで、その代表的な飴が「金太郎飴」ですね。金太郎を例にすると、目、口、鼻、髪の毛などを別々でつくり、それを合体させて一つの飴に仕上げます。
組み方によって、家紋になったり、花になったりとバリエーションは豊富!とても技術と経験が必要な飴です。
組飴の製作風景

\ 引物 /

引物(ひきもの)とは、引いてつくられる飴のことです。
飴を引き伸ばしては、たたむ、たたんでは引き伸ばしてつくる飴で、ニッキ飴もこのタイプになります。独特な形が特徴ですね。

\ 型物 /


型物
型物(かたもの)は、型にいれてつくられる飴のことです。
六角形などの形で直線がきれいな飴ですね。ショウガ糖はこのタイプの飴です。

\ 棒つき /


棒つき
子供が大好き棒つき飴は、棒を手にもって食べる飴ですね。
くるくる飴が代表的な棒つきは、その名のとおり棒がついている飴です。
くるくる飴の製作風景


玉力製菓の商品をみる

川越唐桟の縞デザイン

川越唐桟の縞デザイン

江戸時代、粋な縦縞として人気を博した「唐桟」。
とくに川越産の「川越唐桟」は、安く良質だったため、もてはやされました。

もともと室町時代に、インドからもたらされた唐桟は、紺地に朱、灰、青、茶などの縦縞が入っているのがメインだったそうです。
時は流れ幕末よりつくられている川越唐桟は、紺地以外に赤系や緑系など多彩な色があります。

また、「粋な縞柄の川越唐桟」と一言いっても縞の種類は様々。
太い縞に、細い縞。均等に配列していたり、ランダムだったり・・・。

そんな川越唐桟の縞デザインをギャラリー感覚で集めてみました。
青系の唐桟縞 赤系の唐桟縞
黄系の唐桟縞 緑系の唐桟縞 黒系の唐桟縞
これが全ての生地ではありませんが、唐桟の基本である青系統の生地が多いようです。

唐桟の特色の一つが、縞の色によって下地の色の見え方が変わってきます。
また、近くで見るのと遠くで見るのでも、色の見え方が変わってくるのです。
一種の目の錯覚ですね。

川越唐桟の最大の特徴は、着物で着るにせよ、小物として持ち歩くにせよ、飽がこず長く使えるということです。
派手は柄や色では、季節、年齢、流行によって左右されるかもしれません。
しかし、シンプルな縞柄だからこそ、いつどこででも使えるのです。
川越唐桟の商品をみる

川越唐桟とは

川越の伝統織物 川越唐桟とは

唐桟とは

唐桟(とうざん)とは、室町時代頃から日本にもたらされた、紺地に朱、灰、青、茶などの縦縞が入っている織物のことです。

特徴は、細い綿糸を2本づつ引きそろえた双子糸で平織することで、木綿なのに絹の様な風合いをもってること。
また、つくるのにも大変手間と時間のかかるものだったので、唐桟は美しくそして高価なものでした。それ故、庶民の手に届くものではありませんでした。

唐桟という名前は、インドの西海岸にあるの港の名前「セント・トーマス」からきています。「セント・トーマス」がなまり「サントメ」と呼ばれ、その港から唐渡りした織物なので「唐桟留(からさんとめ)」や「唐桟」と呼ばれました。
縞の着物を着た女性が描かれた浮世絵 / 歌川国芳

川越唐桟とは

江戸時代、唐桟は「粋」な縦縞として人気を博しましたが、庶民・町人は高価で手がだせませんでした。しかし、江戸時代後期になると次第に庶民のものになってきます。

それは各地で唐桟を真似た「唐桟」をつくるようになったからです。特に小江戸川越ではそれが活発に行われていました。

そして、1854年の安政の開国とともに唐桟の歴史が急激に変化します。
開港したことにより、今までどうしても紡げなかった極めて細い木綿糸が欧米諸国から安く輸入できることになったのです。

それに注目した川越商人の「中島久平(なかじまきゅうへい)」は、外国産の安く良質な木綿糸を仕入れ、川越で「唐桟」を織ることを決めます。

もともと川越は絹織物の産地。
「天下一統、夏袴は川越平なり」ともいわれた「川越平」を織る技術があった川越だけに、唐桟もすばらしい品質のものができあがります。

安価で品質の良い川越産の唐桟は、「川越唐桟」として世に知れわたり「川唐」と呼ばれもてはやされました。
川越唐桟の生地
様々な縞模様の川越唐桟

川越唐桟の衰退と復活

幕末から手機によって織られていた川越唐桟。
機械化しなかったことで、明治26年の川越大火以降に衰えだし、大正時代までで終わってしまいました。

しかし昭和50年代、長く途絶えていた「川越唐桟」は、入間市の西村織物が機械生産しはじめることにより復活します。
そして現在は、川越市内の呉服屋さんで川越唐桟を購入することがで、反物以外に様々な製品に形をかえています。
川越唐桟くびまき川越唐桟ピアス
川越唐桟をつかった製品


参考資料:
「埼玉史談 第26巻第1号 川越絹平と川越唐桟」 埼玉郷土文化会
「埼玉史談 第26巻第2号 続・川越絹平と川越唐桟」 埼玉郷土文化会

川越唐桟の取扱店MAP

川越唐桟の商品をみる

ページトップへ