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いもせんべいができるまで

いもせんべいができるまで 東洋堂
小江戸川越の伝統和菓子「いもせんべい」。
川越はさつまいもで有名な町です。江戸時代には川越のさつまいもを使った焼き芋が
江戸の町で大ブームになり、
さつまいも=川越のイメージが定着したと言われています。

そんなさつまいもの町川越には、古くからさつまいもを使った和菓子があります。
その中で最も古くからつくられているのがこの「いもせんべい」です。

いもせんべいは、薄くスライスしたさつまいもを焼き上げ、
胡麻、砂糖などで味付けをした和菓子。
薄い見た目から、芋の煎餅で「いもせんべい」と呼ばれています。

では、いもせんべいがどうやって出来上がるのか見てみましょう!

原材料のさつまいも

原材料: さつまいも

いもせんべいの材料は、さつまいも。
昔は、さつまいもの女王「紅赤」などを使用していたそうですが、
現在の主流は「紅東」です。

紅東の中でも、ゴロタとも呼ばれる500g以上のものを使用し、
いもせんべいがつくられます。


さつまいもを薄くスライス

薄くスライス

まず最初の工程は、さつまいものスライス。
カンナと呼ばれる特製の道具をつかい、
1つのさつまいもを薄くスライスしていきます。

この工程はベテランにしか出来ません。
力加減、角度などがとても難しいく、
上手にできるまでには、なんと3年以上かかるそうです!


スライスしたさつまいも

スライスされたさつまいも

スライスされたさつまいもは、厚さ約3mmの等間隔。
まさに職人技です。


焼成機でいもせんべいを焼く

いもせんべいを焼く

さあ、ついにさつまいもを焼き上げます。
昭和38年頃から、今でも現役の芋焼き機の鉄板に、
一枚一枚丁寧に並べていき、
黒胡麻をふりかけます。

約200度で、11分間焼くとできあがりです。
工場内にさつまいもの香ばしい香りが漂います。
ちなみに、油などはいっさい使用していません!


焼きあがったさつまいも

砂糖蜜をぬる

焼きあがったさつまいもに、砂糖蜜をぬる工程です。
温めて液状にした上白糖を、
ハケで一枚一枚手作業で塗っていきます。

※素焼きのいもせんべいは、この工程はありません。


いもせんべいの袋詰め

ていねいに袋詰め

ついに最後の工程。
袋詰めも手作業です。
最後まで気を抜かず丁寧に袋詰めをしていきます。


全行程を見学してわかるとおり、
原材料は、さつまいもと胡麻と砂糖のみです。
余分な添加物や油など一切使用していません。
まさにいもせんべいは、体にやさいい和菓子です!


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